“麺の日”にラーメン屋副店長が事故で臨時休業？

「当分の間臨時休業 11/11(麺の日)に副店長が交通事故にあい全治3ヶ月の骨折と診断されました。早く復帰できることを祈ってください。 再開情報は[公式]百年店舗『Twitter→@100nenhompo』をチェックお願いします。百年店舗 店主」肉汁中華そば 百年本舗 秋葉原総本店

秋葉原にあるラーメン屋の百年本舗 秋葉原総本店に臨時休業のPOPが出ていたのだが、内容が深刻のようなシュールなような…。

そのPOPによると、11月1日の“麺の日”に副店長が交通事故にあって全治3ヶ月の骨折と診断され当面臨時休業するのだという。わざわざ言わなくてもいいのに「麺の日に交通事故」という部分をアピールしているところにクスッときてしまうが、交通事故で全治3ヶ月というのは笑えないトラブルだし、これによって店が休業するというのだから一大事。

肉汁中華そば 百年本舗 秋葉原総本店

でも、なぜ副店長が3ヶ月出られないというだけで店が長期閉まってしまうのかがわからない。個人商店の店長やオーナーでもないし、チェーン展開している店でもあるので代役はいるはず。そもそもこの店はその総本店なのだが…。

秋葉原では壊れた服も「ジャンク品」と呼ぶ

「スポーツウェア JUNKあります ↑2F」わくわく太郎のよろず箱

秋葉原ではジャンク品といって、中身の分かる人が部品取りなどに使う故障して動かない文字通りジャンク（ゴミ）が昔からよく売られている。これまでは電気製品のジャンク品が販売対象だったが、最近では服のジャンク品というものまで出てきたようだ。

いつも変テコな内容のテキストやイラストをつけたオリジナルのTシャツを店頭に並べているわくわく太郎のよろず箱は、「スポーツウェア JUNKあります」というPOPをつけてシャツをハンガーに引っ掛けている。

電気街と言われた頃はラジオやオーディオ系のジャンク品、ここ10年くらいはパソコン関連のジャンク品が秋葉原では売られていたが、とうとう服のジャンク品が売られるようになった…。

ほつれたり一部壊れた服を繊維問屋街で格安販売されることはあるが、これを「ジャンク品」と呼ぶのは秋葉原らしいといえばらしい。

「ホントは11月でもうお店閉める筈だったのよ!!!いやマジで!!!」

『ロケットソフト閉店セール 延長戦突入!! セール期間 11/12〜12/31※予定 ※いや、分かる、分かる、みなまで言うな。言わないでお願いしますごめんなさい。だってさ、だってさ、ホントは11月でもうお店閉める筈だったのよ!!!いやマジで!!!ただ、「改装予定日が少々先になっちゃった(テヘ♪)」って偉い人が言うんだもん。かといって、セール中に「皆さんお値段普通に戻すんでサーセン」とかあり得ないでしょ??そういうワケで、もうちょっとセールやっちゃいます！みなさん今が安く買うチャンスですよ!!』ロケット ソフト店(ロケット アマチュア無線本館)

ロケット ソフト店が出した「閉店セール延長戦」のPOPがなかなか面白い。なぜ延長戦となったかという説明がやたら長く、かなりフランク。

もともと11月11日に閉店するとして始まった閉店セールだったが、閉店日を越えてから「閉店セール 延長戦突入!!」というPOPが追加で張り出され、年内いっぱいぎりぎりの大晦日まで延長されるという。

そのPOPにある延長の理由というのが『※いや、分かる、分かる、みなまで言うな。言わないでお願いしますごめんなさい。だってさ、だってさ、ホントは11月でもうお店閉める筈だったのよ!!!いやマジで!!!ただ、「改装予定日が少々先になっちゃった(テヘ♪)」って偉い人が言うんだもん。かといって、セール中に「皆さんお値段普通に戻すんでサーセン」とかあり得ないでしょ??そういうワケで、もうちょっとセールやっちゃいます！』といった内容で、やたら長くてフランク。簡単に言えば「改装する時期が延びてしまったので延長します」というだけの話だが…。

最初に閉店セールのPOPが出たときも説明や謝辞のコメントがあったが、そちらはとても事務的で最後に「本当に、本当にありがとうございました。」とある部分だけ少しフランクだった。それが延長戦POPになったとたんにフランクさが爆発。担当者からすれば、せっかく閉店の準備して告知もしたのに急に言われても…というあたりで弾けてしまったのだろうか。

「閉店SALE セール期間10/18〜11/11 永年のご愛顧、誠にありがとうございました。 秋葉原のロケットは、DVD及びBlue-rayの取扱いを終了することとなりました。それに伴い、来たる2018年11月11日(日)をもちまてロケットソフト店は「閉店」とさせていただきます。(アマチュア無線本館は引き続き営業いたしております) 店舗統合・規模縮小・移転などなど、いろいろありましたが、30年以上の長きに渡り、お客様に支えられながらソフト店の営業を続けてこられましたこと、心より感謝申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。」ロケット ソフト店(ロケット アマチュア無線本館)

しかし閉店セール延長して大晦日まで営業するというのもなかなかすごい。この店はアダルト作品のDVD/ブルーレイを売る店で、そこまでやる必要はあるのか疑問はあるけれど…。

「ババイさん」が開発？ナポリタンとカレーの禁断コラボメニュー

「商品開発者ババイさん 総重量700gオーバー スパイスとナポリタン、国境を超えた禁断のコラボ！ カレーwithナポ 890円」スパゲッティーのパンチョ 秋葉原店

スパゲッティーのパンチョ 秋葉原店が店頭に面白い新メニューの立て看板を出している。

カレーとナポリタンをセットにした「カレーwithナポ」というなかなかのB級グルメ風フルセットな看板で、「国境を超えた禁断のコラボ」とか「商品開発者ババイさん」というインド人らしき人の謎なイラストまで付けられている。まぁおそらくババイさんていうのは実在しない人だとは思うが…。

カレーとナポリタンは単独でB級グルメとして王道過ぎて、この2つをセットにするという発想は今までなかったかもしれない（どっか喫茶店とかでやってそうな気もするが…）。

さて、人気メニューとなるかどうか？

土日に秋葉原のカレー店が休業続出した理由

「11月3日，4日 神田カレーグランプリ決勝出店の為休業とさせて頂きます またのご来店を心よりお待ちしております 秋葉原カリガリ一同」秋葉原カリガリ

11月3日と4日は土日の稼ぎ時だというのに、秋葉原のカレー店では休業する店がいくつもあった。その理由はあるイベントに出るためという。休業の告知をしていたのは、秋葉原カリガリとジャンカレー 末広町店。

「11月3日，4日 神田カレーグランプリ決勝出店の為休業とさせて頂きます またのご来店を心よりお待ちしております 秋葉原カリガリ一同」秋葉原カリガリ

イベントというのは「神田カレーグランプリ」。毎年参加店の順位をつけるイベントで、2011年から始まったカレー店振興のイベント。なぜ神田かといえば、古書店街の神田神保町がカレー店の激戦区として有名で、そこの振興のために始まったから。

「お知らせ カレーグランプリ決定戦参加にあたり、営業時間を以下の通りとさせていただきます。 11月2日(金)15時までの営業 11月3日(土)臨時休業 11月4日(日)臨時休業 ジャンカレー店長」ジャンカレー 末広町店

神田神保町のエリアを含む含むカレー店のイベントで優勝し「神田カレーグランプリ優勝店」と名乗れるようになれば、カレー店としてはかなりのPR効果になる。というわけで、土日という稼ぎ時を休んででもこのイベントに全力で出るわけだが、さすがに土日を連日で店を閉めてしまうというのもどうなのだろう。その店目当てに来たお客さんをがっかりさせてしまうわけで、自分の客よりイベントが優先、というようにはた目から見えてしまうのだが。