土日に秋葉原のカレー店が休業続出した理由

「11月3日，4日 神田カレーグランプリ決勝出店の為休業とさせて頂きます またのご来店を心よりお待ちしております 秋葉原カリガリ一同」秋葉原カリガリ

11月3日と4日は土日の稼ぎ時だというのに、秋葉原のカレー店では休業する店がいくつもあった。その理由はあるイベントに出るためという。休業の告知をしていたのは、秋葉原カリガリとジャンカレー 末広町店。

「11月3日，4日 神田カレーグランプリ決勝出店の為休業とさせて頂きます またのご来店を心よりお待ちしております 秋葉原カリガリ一同」秋葉原カリガリ

イベントというのは「神田カレーグランプリ」。毎年参加店の順位をつけるイベントで、2011年から始まったカレー店振興のイベント。なぜ神田かといえば、古書店街の神田神保町がカレー店の激戦区として有名で、そこの振興のために始まったから。

「お知らせ カレーグランプリ決定戦参加にあたり、営業時間を以下の通りとさせていただきます。 11月2日(金)15時までの営業 11月3日(土)臨時休業 11月4日(日)臨時休業 ジャンカレー店長」ジャンカレー 末広町店

神田神保町のエリアを含む含むカレー店のイベントで優勝し「神田カレーグランプリ優勝店」と名乗れるようになれば、カレー店としてはかなりのPR効果になる。というわけで、土日という稼ぎ時を休んででもこのイベントに全力で出るわけだが、さすがに土日を連日で店を閉めてしまうというのもどうなのだろう。その店目当てに来たお客さんをがっかりさせてしまうわけで、自分の客よりイベントが優先、というようにはた目から見えてしまうのだが。