2018/08/23

うなぎの「原価率60%超え」で低価格うなぎ店が閉店

『閉店と開店のお知らせ 平素はうなどん丼秋葉原末広町店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。 うなぎの価格が高騰し原価率60%を超えこれ以上の販売が厳しい状態となりましたので誠に勝手ながら9月17日(月)を持ちまして、当店は閉店させて頂きます。今後は9月28日(金)にうなどん丼と同じ系列の弊社ブランド「肉の村山」を開店致します。 どんどん高くなっちゃったんだなコレが(うなぎ)』うなどん丼 秋葉原末広町店

『閉店と開店のお知らせ 平素はうなどん丼秋葉原末広町店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。 うなぎの価格が高騰し原価率60%を超えこれ以上の販売が厳しい状態となりましたので誠に勝手ながら9月17日(月)を持ちまして、当店は閉店させて頂きます。今後は9月28日(金)にうなどん丼と同じ系列の弊社ブランド「肉の村山」を開店致します。 どんどん高くなっちゃったんだなコレが(うなぎ)』うなどん丼 秋葉原末広町店

うなぎの価格高騰でカジュアルな低価格うなぎ専門店が撤退する動きになっているようだ。

ワンコイン(500円)うな丼が売りのうなどん丼 秋葉原末広町店が閉店の告知を出し、その理由として「うなぎの価格が高騰し原価率60%を超えこれ以上の販売が厳しい状態」とはっきり書いている。原価率60%超えという経営上の数字を出してしまうあたり、もうお手上げ状態で未練もないというところだろうか。閉店後はステーキ・ハンバーグ店に業態転換するという。

うなどん丼 秋葉原末広町店

うなどん丼 秋葉原末広町店

うなぎの価格高騰については絶滅危惧種や不漁による希少価値という面がベースにあるのはもちろんだが、今年についてはどうもそれだけではなく、業界内の特殊な状況というのもあるらしい(今年出荷される養殖うなぎは豊漁だった去年の稚魚の分なのに、来年出荷される予定の今年の稚魚が不漁だったので、そのリスクヘッジで出荷量十分の今年出荷分も値段を吊り上げた)。

そもそもうなぎが絶滅危惧種とまで言われている状況では、低価格が売りのカジュアルな専門店がやっていけなくなるのは時間の問題だったわけで、ステーキ・ハンバーグ店に業態変更というのも自然な流れではある。

0 件のコメント:

コメントを投稿